梅昆布茶

備忘録

6/11-6/16

六月が瞬く間に過ぎて行くのを感じる。職場の人達の口からボーナスの話題が出始めるのもこの時期の特徴だ。製造業は好調に推移していると耳にするし、実際弊社でもその波を感じる。この景気の波が手当に反映されればと常々思っている。同期や後輩達の使い道はそれぞれで、グアムに射撃練習に行くやら、バイクの買い替え、貯金にぶん投げっぱなしなど人それぞれだ。僕に関して言えば愛車に撥水コーティングでもしようか、とぼんやり思うくらいだ。


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大学時代から金銭感覚があまり変わってないのでどうしても突然の支出に対する恐怖がある。大学時代、バイトしてた時期など1/3程度で、そも、収入が少なかったので飲み会のお金を捻出するのに難儀した有様だった。

その為急に病気したり、要り用があると断腸の想いで家財を切り売りした苦い思い出がある。転じて現在では多少まともに管理できてると感じるので無駄にはなっていないとかな、とも思う。しかし20歳でぴったり貯金0円はヤバかった。社会人のお金のトラブルなんて本当によく耳にするし、今後もちゃんと考えておきたい。


調べてみると、27歳の平均貯蓄額は男性190.8万、中央値は30万程度だそうだ。

平均のカラクリを知ってるとやや納得であるが、平均ぶち上げてる同世代がいっぱい居ると思うと遣る瀬無い。まあそんな甲斐性もないけど。平均的な国立大で底辺を這ってた学生にしては今は良くやってるよ、うん。


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六月も後半分を過ぎ、ここを超えると一年も半分に差し掛かることになる。本当に日々の過ぎ去る早さには驚かされる。何か意義のある日々を過ごさなければという、漠然とした強迫観念があり、明日もぼんやりと光るパソコンを負けじとぼんやりと見つめる日々に埋没してゆくと思うと、些か恐い。



6/3-6/10

相も変わらず忙しい。6月は監査があるということで、60H以上の残業は禁止とのお触れが出た。弊社は一昔前はいろいろあったようだが、(おそらくは)今は基本的には残業代も出るし、サビ残を要求されることもない。ただし最近は人の異動が激しくかつ仕事も多い。人手不足のチームだらけで、それは21時過ぎまで3割程度人が残っていることを見れば明らかだった。かくいう私も来週末には残業時間が限度になるために、残業禁止となる予定だ。21~22時の残業は個人的にはやや辛い程度のものなのだが、そのほかの無駄なやり取りが苦痛でしかない。それは、作業に時間がかかっている理由を報告書にしたり、とにかく多い会議だったりである。

 

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今の僕の仕事はシステム関連の整備と教育指導がメインの職務だ。しかし実際問題、僕が前にいたチーム10人の中で最も仕事が早く、クオリティが高く、難易度が高い作業をこなしていたのが僕だったので、あっさりサポートという名目でまたも炎上プロジェクトに投入されることになった。基本的には人は善良なのだ。日々のタスクをこなしながらも前に進もうとしている。ただ、そのやる気を削がないよう道を整備してくれさえすればよいのに、そうならないことは困ったものである。

 

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先日彼女と別れた。僕から別れを切り出し、いろいろ話し合ってそう決めた。

理由まで詳細に書くとあれなので過程は省略します。

自己を顧みて、ルサンチマンを克服し、質素に生きましょう。

 

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これは僕の好きなLost In Translationという映画の曲ですが何も考えたくないときに聞きます。

 

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若者の出口にて

書き溜め分

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昨晩の印象では、疲労感から明日は昼間で熟睡だろう、と踏んでいたが結局いつもと同じ時間に目が覚めてしまった。社畜の本能か、もう昼間で爆睡もできななくなってしまった。どちらかといえば体力の低下が原因だろうか。読書や運動は基本的には面倒な行為なので、意識してやるようにしないと、長期的な面で深刻な影響を受けることになることを最近ひしひしと感じるようになってきた。

もう若くはないのだなぁ、と思うも、大人になったかと言われればそうではない。

 

大人とはなにかというは話はいろんな議論や定義があって、言及できるほど詳しくはないが、お互いに責任を問える存在である場合と私は考えている。

何かの問題の解決者となるときに、時として自分の能力を上回る責任が発生する場合もある。それは過大であるが、その失敗をもって問題解決者は成長することができるとも考えられる。それは多くの人にとって仕事だったり、結婚だったり、子育てだったりするのだろうし、私の思いつかない別の体験で「若者」から「大人」になった人も身近にたくさんいる可能性もある。

もう一つ私の考える大人の条件として、「アイデンティティの確立」がある。

つまり、「私はこういうものが好きな(嫌い)人間だ」「私はこういう思想で判断する人間だ」と胸を張って言える人は大人だと思う。

私もつい二年前にこれを確立した、と思ったら、あっさり見失ってしまった。いろんな体験をし、成長したと同時にいくつかの物事についての愛着を失ってしまった。

そのおかげで大変生きやすくなったが、生きる執着が弱くなった気がする。

生きがいと呼べる趣味を持ってエモく生きている人は人生を謳歌しているように見える。

映画を観たり、釣りをしたり、クラブに行ったり、友人と酒を飲んだり、楽しみはたくさんあるが、何と言ったらいいか、「このために生きている」といえる趣味にまた出会いたいものだ。

 

アイデンティティを確立し、「若者」である必要がなくなった人を私はとても羨ましく思う。

 

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少し話は変わるが、同期が家を買った。聞いたときに動揺して額は覚えていないが、

35年ローンという自分の年齢よりも長い期間お金を払うということだけは聞こえていた。独身のうちに家を買うというのは並大抵の覚悟ではないと思っているが、彼自身は「昨日上等なステーキを食べたよ」ぐらいのノリで語っていたので、本心のところはわからない。ただ、間違いないのはローンが通る健康的なうちにそういった決断をすることは勇気のいる行動だし、いろんなリスクを先読みして動かない私のような人間は見習うべき行動であると感じた。

「持ち家」と「賃貸」の議論はネットの有識者の中でも意見が割れるところであるし、そもそもすべての人のキャリアプランとマッチする正解などないのだ。

ただ、どちらが好みかというだけで。

 

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出張先の居酒屋にて

「……という話なんだけどどう思う?」

「あんまり考えすぎると疲れちゃうからテキトーでいいんじゃない?」

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Blasko - Poetic Love (ft. Cazeaux O.S.L.O.)

 

5/26-6/2

自分達のチームに繁忙期がやってきた。例年であれば、一年を通して月に30〜40h残業程度の仕事量だったが、今年は波が大きく今週は特に多忙を極めた。


朝起きるのが大体7時で、家に着くのがてっぺん手前といった一週間を過ごした。こんなスケジュールでも土日があれば大抵復活して、何とかなるものだが所用が重なりどうもゆっくりする時間も無かった。この記事も出張終わりの新幹線の中で書いている。


忙しい理由は明らかで、周りの先輩、同期が次々と海外出張で抜ける穴を埋めるからである。グローバルな人材、と言えば聞こえもいいが、実際は特攻兵みたいなものでないかと思わなくもない。自分もまた海外からの要請が何度か耳に入っており、まさしく明日は我が身である。


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昨晩、パートさんの1人が「こんな複雑なシステムをパートにやらせるのは困る」と大声で立腹していた。21時を過ぎると声もよく通るので、恐らくフロアの他のメンバーにも聞こえたと思うが彼女の苦言にリーダーは苦笑いを浮かべてただ宥めていた。おおよそ30分はそんな様子だった。


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データ定額20Gに胡座をかいて、ラジオを聴きながら寝る日々を続けた結果、案の定オーバーしてしまい、月末はツイッターすら開けない有様であった。その代わりとても良いchillbeatを流す局を見つけた。ただ、ニッチ過ぎて誰にもオススメはできない。


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給料日が過ぎ、ひと時の安らぎを得たものの、あっという間にお上への税の前に吹き飛んでいった。恥ずかしながらボーナス前まではまさしく虫の息である。残業代は残念ながら食事やクリーニングなどをアウトソーシングを多用した結果、いつの間か霧散してしまった。ただ、天引きされる財形貯蓄に手を出さないルールはここ5年しっかりと守れている。後々の人生の為に継続していきたい。後々の人生どうなるか検討もつかないが。